こども学科では、社会的状況を適切に捉えるための学習に加え、こどもと触れあい、保育・教育の実践者と協働する多くの実習経験を積み、専門的知識と実践力のある保育者・教育者を育みます。
こども学科では、保育や幼児教育のプロを目指す人に対して、「知性」「感性」「技能」の修得を目指した教育を行っています。授業では、保育・教育する為の基礎理論を学びながら、こどもと同じ感受性を身につけ、こどもたちに接する際の技術を習得していきます。さらに、医療保育士を目指す学生の為に、新たに医療系の科目も導入しました。
保育所・幼稚園での経験豊富な教員による授業・実習を多く取り入れ、実践対応能力を養成します。毎年5月には、学生自らが遊びを企画した“こどもまつり”を開催し、地域のこどもたちとふれあいます。
保育や幼児・初等教育に関する基礎知識、感性、技能をマスターしつつ、こどもの立場に立って支援・教育できる保育士、幼稚園教諭を目指します。
こども学科では、保育士資格と幼稚園教諭免許が同時に取得できます。特に昨今では、認定こども園制度がスタートしたため、保育士資格と幼稚園教諭免許は同時に取得するよう指導しています。
保育園では0歳から就学前の乳幼児に対する心身の成長を支援し、養育者の子育てのサポートなどを行います。また、保育所以外の児童福祉施設では、0歳から18歳までの児童の最善の幸福を実現するための働きをしています。
※卒業時に取得するためには、所定の科目の単位 を修得する必要があります。
満3歳から就学前の幼児が、よりよい環境の中での遊びや活動を通じて、心身ともに健やかに成長・発達できるように援助します。
※卒業時に取得するためには、所定の科目の単位を修得する必要があります。
現在、保育ママなどとともに注目を集めるようになっている訪問型保育(在宅保育)に専門的に対応する資格です。
(訪問型病児病後児保育、訪問型一般保育、訪問型一時保育、産前産後休業時育児支援、多胎児家庭育児支援など)
カウンセリングや関連する心理学の理論方法について学習し、教育・福祉・保育などの現場で人と関わるために必要となる基本的な力を身につけた者であることを証明する資格です。
職場や地域で、レクリエーション活動を通した豊かな生活の実現のために、楽しめる機会や環境づくりを支援する指導者の資格です。
就職実績を見る教員は、現職の幼稚園や保育園の園長先生、幼稚園や保育園のことを研究している先生、幼稚園や保育園の勤務経験がある研究者がほとんどです。子どもに寄り添っているから、今を生きている子どもの姿を、生き生きと語ることができます。教科書の項目を教えるだけの講義とは大きく違います。通常の学内における実習・演習以外にも、「こどもまつり」や「こどもフェスタ」を実施し、楽しい時間を設けています。
こどもまつりでは、各班ごとにさまざまなあそびの企画を話し合い、自分たちで企画に必要な作成物を手作りし、子どもたちにあそびの提供をしています。こどもたちとのコミュニケーションは当然ですが、仲間との親睦も深め合うことができます。
こどもまつりでは、各班ごとにさまざまな企画を話し合い、自分たちで企画に必要な作成物を手作りします。こどもたちとのコミュニケーションは当然ですが、仲間との親睦も深め合うことができます。
笑顔輝くキラキラした瞳、時には泣き出しそうな表情の子どもたち。そして温かな微笑みあふれる保育者・教育者の姿は、私たちに様々なことを教えてくれます。5回の学外実習は、これらの経験と日常の学習を結び付けてくれる宝箱なのです。
幼稚園の子どもたちの姿に触れながら、その行動や心の働きを、体験的に観察していくことを重視した実習です。幼稚園の一日の流れや保育者の職務内容を知るための、基礎的な経験を重ねていく最初の取り組みとなります。
教育実習Iで取り組んだ、子どもたちや保育の観察や参加に加え、指導的立場に立って実際に保育を行っていきます。保育者への就職が近づく中で、実習全体の仕上げともなる実習で、指導の実際について深く学ぶことができます。
保育所で行われる最初の実習です。幼稚園実習では体験できなかった、赤ちゃんをはじめ3歳未満児の乳幼児の姿の観察や授乳、食事、おむつ交換、沐浴などの基本的保育を観察・参加しながら学ぶことに重点が置かれています。
保育士資格は保育所の保育士だけではなく様々な福祉施設で活躍できる資格です。したがって、親と一緒に生活することができない子どもたちのための児童養護施設や乳児院、心身に障害を持っている子どもたちのための施設などで、子どもたちにどのようにかかわり養護をしていくのかなどを学びます。
保育実習II(保育所)またはIII(施設)のいずれかを選択して実習を行ないます。保育実習Iで学習したことを基に、さらに積極的なかかわりのある実習を行います。